マヨネーズの苦悩
こんにちは。今日は友人との妄想を少し書きたいなって思います。
あくまで妄想であり、登場人物や背景は実在のものとまったく関係はありません。
登場人物
マヨ : 女性 20歳、主人公
しょうゆ: 男性 21歳、マヨとは幼馴染
わさび : 女性 20歳、しょうゆの彼女
マスタード: 男性 24歳、しょうゆ、マヨのゼミの先輩、大手勤務
ケチャップ: 女性 24歳、マスタードの仕事仲間
ホットドッグ: 男性 26歳、マスタードの仕事仲間
あらすじ
再来年に卒業を控えた最後のGWが明けたころ。ゼミの課題をまとめながらしょうゆとマヨは進路についても真剣に考えながら日々を過ごしている。しょうゆは企業に勤め、わさびを安心させて幸せな未来を描いている一方で、マヨは迷っていた。
そんなある日、
マヨ「しょうゆ。今日時間空いてる?相談したいことがあって…」
しょうゆ「今日は空いてる!でも明日もゼミの発表あるからそんな遅くまでは付き合えないよ?」
マヨ「全然遅くはならないよ!ありがとう。またlineする。」
~夕方~
しょうゆ「お待たせ!さてどこにするか。カフェ?居酒屋?」
マヨ「鳥貴でいいかな?お腹すいちゃったし、ちょっと飲みたいし!」
しょうゆ「いいよ!じゃあ鳥貴行こうか。」
二人は駅の近くの鳥貴族に入った。夕方ということもあり、店内はそんなに混んではいなかった。席に案内され、串焼きのももと皮を2本づつと、キャベツ盛り、タコわさ、生ビールをオーダーした。しょうゆはおしぼりで手をふきながら口を開いた。
しょうゆ「んで!相談したいことってなに?ゼミの課題?進路?」
マヨ「進路っていうか…マスタード先輩のこと…」
しょうゆ「マスタード先輩!?急に出てきたな!!マスタード先輩ってうちのゼミから大手企業に就職したってあの?」
マヨ「そう。」
しょうゆ「お前あの先輩と関わりあったの??」
マヨ「OB訪問で仲良くなって、何度かご飯行ったり遊びに行ったりしてて…」
しょうゆ「ふーん。んで何が問題なの?」
ここで頼んでいた生ビール、キャベツ盛り、タコわさが到着した。乾杯して、マヨは一気に半分ほどビールを飲んだ後に続けた。
マヨ「マスタード先輩には仕事でいつも一緒のケチャップさんがいて。私みたいなのは遊び相手くらいにしか思ってないと思ってるの…」
しょうゆ「チャラいなマスタード!w んで片思いしてますと…」
マヨ「ごめん!今回のこととそれは関係ないんだけど。」
しょうゆ「なんだよ!早く本題に入りなさいよ!」
残りのオーダーが届いてテーブルは皿でいっぱいになった。マヨはビールのお替りを注文していた。しょうゆは内心「うわぁ。こいつ今日飲む気だ…」と思った。
マヨ「マスタード先輩が今務めてる会社を辞めて、夏にニューヨークでビジネスを起こすんだって。それでぜひともあたしに一緒に来てほしいって…」
しょうゆ「……は?」
マヨ「どうしようかと…」
しょうゆ「いや、また急ですねその展開!マヨってバイトすらしたこと…」
マヨ「ないよ!」
しょうゆ「そのことはマスタード先輩は…」
マヨ「知ってる。」
しょうゆ「いやぁ…でももしかしたらすごい仕事できるかもよマヨなら!」
マヨ「そうゆう問題なのかな…」
~続く~